Eight Blue

好きな音楽や諸々について語ります。

Phoenix JapanTour

あぁ~、Phoenixロスが凄い…………………Phoenix…………

はい、Phoenixのライブに行って来ました。

 

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ライブは3公演で、4月23日・24日に東京(豊洲PIT)、26日に大阪(Zepp Osaka Bayside)にて行われ、3公演とも参加して来ました。

その感想(レポ?)を書こうと思ったのですが、3公演とも書いたら量も凄いしなんかまとまりがなくなるかなと思ったので、

個人的に一番印象に残った

初日4月23日東京公演について書こうと思います。

 

 

場所の豊洲PITですが、行くのは初めてでした(というか東京のライブ会場行くの初めてでした💦)。

外は若干寒かったですが、物販の先行販売が行われるという情報を掴み、ライブは19時からでしたが16時40分くらいにもう会場へ到着しました。

 

買いものを終え、とりあえず会場が開くまで外で待つことに。PhoenixのTシャツの上からPhoenixのサテンジャケットを一枚羽織っただけだったため、ちょっと寒かったですが、これから始まるライブに対するドキドキで気になりませんでした。(・∀・)

 

18時頃、いよいよ開場し、左前から4列目くらいに陣取り、ライブが始まるのを待つ………。待つ…………。

そしていよいよ19時、ライブスタート!!この日はフレデリックという日本のバンドが前座を務めました。

会場に漂う

「これからPhoniexが始まる!!\(^o^)/」っていうドキドキ感を途切れさせることなく、ほんのり高揚感を高める感じの演奏・MCで凄く良かったです。僕は彼らの曲はオドループしか聴いたことがなかったんですが、そのオドループの時はお客さんもかなりノッてましたね~。

決して他意はないですが、繋ぎの役目としてはかーーなり良かったと思います。本当好きになりました。

 

フレデリックが終わり、セッティング等を挟み……そして……20時頃……いよいよ!

Phoniex登場!!!!!

暗転し、メンバーが現れ1曲目のJ-Boyがスタート。Phoniexのライブの始まりを告げるイントロが流れ、一気に会場のボルテージが上がりました。

「トーマス!!トーマス!!キャァーーー!!」

「フゥー!!ヤバーーイ!!フゥー!!」

……あ、僕も似たようなこと言ってました。

このイントロが本当に良くて、すごいキラキラしてて、今でもJ-Boyのイントロを聞くたびにこのライブを思い出して、切なくなって、

「ああぁぁぁあぁぁぁ~~~~~………フェニックスゥゥ……ああ……(:_;)」ってなってしまいます。

 

最高のスタートダッシュ(っていうかこの時点でもう満足感と多幸感がやばかったですが)を決め、流れるように2曲目のLassoへ。

これもまぁ凄くてですね、盛り上がるなっていうほうが無理がある曲でですね。

サビの部分とか、僕の周りは勿論、多分会場全体で合唱してましたね。

「Where would you go Where would you go(ウェーウヂュゴー!ウェーウヂュゴー!)」って。一体感やばかったです。

 

3曲目はこれまた名曲中の名曲中の名曲、Entertainment

この曲は僕が思うにPhoniexの中で一番キラキラしてる曲で、なんかもう頭の中でずっとレーザー光線とか、万華鏡がぐるぐる回ってるんですね。(?)

そんな曲でノれないわけがなく…、このあたりで段々人の波に揉まれて、あ~れ~って感じで流されていきました。

この曲の後半部分で、アーアーー、アアアアアーアーアアアアアーーーアアアーアアアー……ていう感じのとこがあるんですが、周りの人が結構歌っていたので、僕も叫ばせていただきました。(/・ω・)/アーアーー、アアアアアー

この時点で僕はだいぶ満身創痍でした。…………が。

 

続く4曲目はLisztomania。一番の神曲(個人的な意見です)入りました。

ていうかね、J-Boy→Lasso→Entertainment→Lisztomaniaってね。やばすぎませんか?僕のCPU(脳みそ)ではこの流れを処理できません!!ずっと興奮しっぱなしで冷静に聴けません!!

休む間も与えないこのセットリストに、もちろん会場のボルテージは最高潮に。そして観客に揉まれ続けていた僕は、気づいたらトーマスの前方4列目くらいに笑。(最初は左に陣取った)

Lisztomaniaは歌詞見ずに歌えるくらい大好きな曲で、僕のApple Musicの再生数ナンバー1です。

会場の全員がリストメィニアー!!と合唱していました。間違いなくあの時、僕はこの世で一番幸せな場所にいたと思います。

 

ずっと興奮しっぱなしの観客の耳に聞こえてくるイントロ。

そう、5曲目はTrying To Be Cool

続けざまにキラーチューンをぶち込んでくるPhoniexサイドさん。観客のテンションは上がりっぱなしです。

この曲の後半部分、ライブでは同じアルバムのDrakkar Noirという曲に繋がります。その演出が。とにかく素晴らしい!!かっこいい!!キラキラ!!

気になる方はYoutube等で調べてみてください。

しかもこの曲、照明の演出もとにかくカラフルで。Phoniexのライブで一番幻想的なシーンでした。

 

続く6曲目はRole Model。これもイントロが凄く良いんです……。

あのパーーーン!っていうとこで、ハッ!( ゚Д゚)と我に返ります

前半部分で落ち着く系のミュージックかな?と思わせつつ、サビでドーンと盛り上げて、最後にゆーっくり幻想的に引いていきます。

メリハリがすごくあって、かつずっとキラキラしてる曲です。

 

ここまではある程度最近のセトリ通り。次はLovelifeかな?なんて思いながら続く曲を待っていました。が

 

予想に反して、次の、7曲目は……………

Everything is Everything!!!!!

何でもこの曲をライブで演奏したのは約8年ぶりだそうです。

この曲は2ndアルバムの「Alphabetical」というアルバムの曲なのですが、このアルバムは総じてあまりライブで演奏しなかったんですよね。

でも多分このアルバム好き!っていうファンは多いんじゃないかなと思います。

僕もこのアルバム大好きで、家とかでゆっくりしたいとき、夕方や夜に外歩くときに雰囲気がいい感じにマッチするのでよく聴いてます(特に下記2曲)。

 まさかこの曲をライブで聞けるとは思っていなかったこと、この曲をライブで演奏してくれることの演出、その場に今自分が立っている事実、色々な感情がこみ上げてきて、ライブ終わってからもこの瞬間のことが夢みたいで、何回もセトリとビデオを見直してました笑

 

 はぁ………Phoniex最高………と余韻に浸っている間もなく投下された

8曲目はRally

 この曲は3rdアルバム「It's Never Been Like That」からの曲で、これまた隠れた名曲で聴きたかった!という人も多かったのではないでしょうか。

最近の他公演のセトリで組み込まれていたので、聴けるだろうなと思っていたのですが、実際に聴いてみると本当に格好良かったです。

基本的には明るくてノれる曲だと思うのですが、所々で切なくさせてくれる曲で、僕はよく学生の頃バイトから夜帰ってくる時に聴いていました。

ちなみにこの曲のPVがYoutubeに上がっているのですが、10年前?くらいに来日したPhoniexのメンバーの様子が撮影されています。気になった方は見てみてください!('_')

 

続く9曲目はToo Young

 これまた古い曲で、ファンの人気も根強い曲だと思います。トーマスの奥さんの映画「Lost In Translation」の挿入歌として使われたことで有名です。

この曲は昨年のサマソニでは聴くことが出来なかったので、個人的に絶対聴きたい!と思っていたので演奏してくれてとてもうれしかったです。

 Trying To Be Coolと同様、この曲も後半部分で別の曲に繋がります。この曲は

Girlfriendという曲に繋がりますね。

この繋ぎがまた本当によくて……、キラキラというよりただただ格好良い。サビの部分で「Farewell,well,well,well,well,well,well 'til you know me well」というフレーズがあるのですが、もう周りのみんなでウェ・ウェ・ウェル!!って感じで叫んでましたね~。(僕もです(・∀・))

(ただまぁ個人的にはもうちょっとToo Youngも聴きたかったかな~と。本当に良い曲なので、全然1曲としてフルで演奏しても満足すると思うんだけどな~。)

 

お次10曲目はSunskrupt!という曲で、これはLove Like Sunsetという曲とBankrupt!という曲のミックスです。

前半部分はインストで、後半で一気に雰囲気が変わってトーマスのヴォーカルが少し入ってきます。

最後はギターのクリスのソロで終わる感じなのですが、クリスが若干客を煽るような、焦らしながらゆ~っくり、とても心地よいギターの音を奏でてくれて、会場が一気に和やかな雰囲気になりました笑(何人かの笑い声等も聞こえていました)。

 

続いて11曲目はTi Amo。去年リリースし、今ツアーの題名にもなっている新アルバム「Ti Amo」のタイトルチューンです。

これは完全にノリノリな曲で、前曲で落ち着いた会場の雰囲気を一気にテンションMAXに引き戻しました。

個人的にはこの曲は天気の良い青空の下で聴くのが最高!!って感じでいつも聴いていたのですが、ライブ会場で聴くのも最高でしたね~(^^。

 

次、12曲目はArmistice。特徴的なイントロが流れ、またまた会場のボルテージはMAXに。まぁ途中からもうみんな限界突破したような感じではありましたが笑

この曲はサビ部分もめちゃめちゃ格好良いのですが、何といっても最後の部分の追い上げがもーーーうやばいんですわ。

そしてこの曲の終り際、トーマスが観客のところに降りてくるんです。一応流れとしては定番のモノなのですが、それでもやっぱ目の前に来るとね!テンション上がりますよね!

っていかもう本当夢見てるみたいでしたね。目の前にいつも聴いてる曲を歌ってる人物がいるっていうのが。

僕は男なので黄色い声援は送れなかったですが、もうずっと興奮しっぱなしでした。メチャクチャ格好良くて。ほんっとにイケメンで。

そんなこんなで、喜びの悲鳴が飛び交う中、皆そわそわしています。そりゃ勿論。この次にやる曲は決まってます。そう続く13曲目は……………。

If I Ever Feel Better

はい、恐らく多くのPhoniexファンの一番好きな曲です。Lisztomaniaと双壁を成す超神曲。(個人的な意見です('_'))

曲自体の雰囲気はちょっとシリアスな感じで感傷的になれる曲なのですが、

やはり超人気曲ということもあり周りの観客は大合唱!!

サビの部分はマイクを観客に向けて、観客のボルテージをさらに加速させるトーマス。

ただ一言。最高。

あの場にいれて本当に良かった、と。そう思わせてくれる曲と雰囲気でした。

この曲もライブでは最後の部分で、同アルバムのFunky Squaredanceという曲に繋がります。格好良いんで、これもまた是非興味を持たれた方は調べてみてください!笑

ていうかPhoniexのライブアレンジは、全部最高(*´▽`*)。

 

極上の余韻が残る中、続く14曲目はRome

普通に聴いてもかなり良い曲なのですが、これは間違いなくライブで聴くべき曲です。

音源とライブでは演奏の感じが結構違うし、とにかく演奏が凄く良い!

サビでRome、Rome、Romeと繰り返す部分があるのですが、そこの一体感もすごく良くて、とにかくこれはライブ映えする曲だなー、と思いました。

 

Rome終了後、一旦演奏は終了。ずーーっと興奮しっぱなしで何も考えられなくなっていた状態だったので、少しの間休憩です。

続くアンコールに備えます(´▽`*)。

 

 

 

………………( ✌︎'ω')✌︎まだかな

………………✌︎('ω'✌︎ )まだかな

なんてしていると、

 

 

トーマスとクリス登場!!

 

セトリには載っていないですが、アンコールまでの繋ぎで

2人のアコースティック版、「Countdwon」と「Goodbye Soleil」を演奏してくれました。

Countdwonなんて、2つ前のアルバムのだいぶマイナーな方だなと思うのですが、それをアコースティックで聴けるとは思いもしませんでした。ここで涙腺が緩んだ人も多かったかもしれません。

探せばあるかもしれませんが、このバージョンはかなり良いので、是非動画で見て頂きたいです。

Goodbye Soleilは新アルバムからの曲で、確か先行リリースの3曲目だったかなと思います。

これもアコースティック版で聴くとかなり違った曲に聴こえて、油断してると涙腺持ってかれます。

ちなみにこの2曲、トーマスは最前列のあたりの観客のところで支えられながら歌っていました。そら好きなバンドのボーカルが、目と鼻の先でアコステで歌ってたら泣くよ。。。。(;_;)

 

そんなこんなで演奏終了後、残りのメンバーも登場。アンコール部の

開幕です。

 

 

しかし、楽器の音より先に、会場に響く黒電話のコール音。

あまりにも突然だったしイントロも何もなかったので、

誰かが通知音Maxにでもしてるのかな?にしては大きい音だな……なんて思っていました笑

しかし会場の歓声と、よくよく見たらドラムセットのところに黒電話が置かれていたことに気づき、あっ………まさか!と、一気に胸が熱くなりました。

そう、15曲目はTelefono

 

この曲は曲の冒頭や中間部分等で、トーマスが電話を使って何か話す場面があります(僕は英語もフランス語もさっぱりなので分かりませんが(^_^;))。

いつだったかYouTubeでその部分を実際に電話機を使って再現する演出をやっているのを見たことがあったんですが、

まさか生で見れるとは!!!

曲自体も大人しめのキラキラ曲といった感じで、とても聴きやすくて、いかにもフレンチポップらしい曲です。Phoniex知らないなーという人にも、勧めやすい曲だと思います。

 

続く16曲目は、Fior Di Latte

様々な意見があると思いますが、僕はこのアルバム(Ti Amo)の中で一番好きです。

当初こそ先行リリースのJ-Boyばかり聴いていたのですが、Youtubeに上がっていたKCRWのビデオを見てからかなり好きになりました。

この曲、サビ部分で観客全員が腕を挙げ、左右に振る演出があるのですが、そこの一体感たるや!!感動たるや!!

もともと海外でのライブ動画等で、へ~こういうことやるんだと知ってはいたのですが、その場に実際にいるとね……本当にもう。。

僕はあまりライブや劇等で泣かない方なのですが、ここでは泣きました。それくらいやばかったです。

観客と演者の一体感、曲の雰囲気、等様々な要因が重なりあって。僕はこのあたりで、

「……………ん。あれっ!?もう少しで終わる!?てかあと1曲?2曲?

   ああああああ(´Д`)(´゚д゚`)\(゜ロ\)(/ロ゜)/」

って感じでもう少しでこの素晴らしい時間が終わってしまうことに気づいたと思います。やべやべ終わりたくない、帰りたくないという心境で、投下された

 

最後の、17曲目、1901

これまた超超超名曲ですよ!これ最後に持ってくる!最高だよ!うわあああああ!

っていう感じでね、もう観客のテンションは最高潮。

この曲本来はノリノリな感じな曲で、イメージ的には序盤に歌ってボルテージを上げるもんかと思うんですけど、不思議ですね。

最後の曲として歌うと、曲の雰囲気はぜんっぜん悲しげじゃないのに、なぜか凄く切なってしまいました。

サビ部分の「Hey!」と「Fold it!」は大声で叫びました。

この場から帰りたくない、この瞬間を忘れたくない、Phonixが大好きだ。

湧き上がってくる感情がすごく心地よくて、勿論叫んでいる自分が浮いてる気は全くしなくて。周りの人みんな叫んでいました。

演奏が終わったとき、始まる前の名残惜しさはどこかへ行って、あふれ出るほどの多幸感に変わっていました。

 

最後はTi Amoがかかりながら、トーマスが恒例のクラウドサーフ。

足だけ触れて、あわわわってなりました。

 

そんなこんなで初日、東京公演は終了しました。たくさんの感動と幸せを会場に残して、彼らは去りました。

 

 

 

今回、3公演とも参加しましたが、3公演ともセトリに特徴があり、全然退屈しませんでした。

まぁ同じだとしても退屈するはずはないのですが!

とにかくですね、”幸せ” この一言に尽きます。

改めてPhoniexというバンド、人間の魅力を知ることが出来ました。これで1年は何があってもやっていけそうです。ありがとうPhoniex。ありがとう会社(有給とらせてくれて)。

このライブレポ以外でも、Phoniexについて語りたいことがあればまた記事を書こうと思います。凄い稚拙な文章・表現の上、長文になってしまいました。

最後まで見てくれた方、ありがとうございました。

最後に3公演のセトリだけ貼っておきます(撮影を許可して頂いた観客の方々、ありがとうございました)。

 

2018/4/23 Tokyo(豊洲Pit)

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2018/4/24 Tokyo(豊洲Pit)

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2018/4/26 Osaka(Zepp Osaka Bayside)

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