生まれて20年、初めてフジロックへ行って来た
こんにちは、末素です。
さて今回、人生で初めてのフジロックに参加してきました。
大まかに二つ、行ってみて良い・悪いと思ったことと、
ベストアクトについて書きたいと思います。
まずは個人的な独断と偏見で選んだ、ベストアクト5選から。
5位 Let's Eat Grandma
正直このグループ、フジロックに行く2日前程に、Twitterでフォロワーさんがおすすめしていたのを見て初めて存在を知りまして、フジロックの前夜ホテルで聴きこみました。
そして臨んだ当日、お客さんの入りにビックリ。そして演奏にもビックリ。
ポップな曲調ながらバキバキで、音源では味わえなかった迫力がそこにはありました。
間違いなく今後要注目なグループです。単独が待ち遠しいです\(゜ロ\)(/ロ゜)/
まだ聴いたことない人はぜひ、Apple MusicかSpotifyで聴いてみてください。おすすめ曲はHot Pink 、I Will Be Waitingです。
4位 N*E*R*D
もともとメンバーのファレル・ウィリアムスが大好きで、まず生ファレルが拝めたことに感動しました。めちゃくちゃイケメンでしたよ!!
ライブが始まるやいなや、1曲を演奏したところで観客に対して「No Spirits!」とノリの悪さを指摘するファレル。僕もこういうヒップホップ系のライブなんて初めてだったし、そもそも日本という国でこんな大きなヒップホップアーティストのライブが行われるということが少なかったので、みんなどういうテンションでアガれば良いかわからなかったのだと思います。
その後もネプチューンズ時代の曲や、次の日のヘッドライナーのKendrick Lamarの「Alright」をカバーしたり、ファレルのヒット作「Get Lucky」や「Blurred Lines」を演奏したり、代表曲「She Wants To Move」のアウトロでThe White Stripesの「Seven Nation Army」に繋げたりして、もう周りの人がずっとピョンピョン跳ねまくるわ、モッシュが起こるわでまぁ~堪らないステージでした。
ベストアクトかと言われたら4位ですが、”楽しい”ステージであったかと言われたら僕は1位だと思いました。
ファレルは喉を枯らしながらも、我々日本人に対してこういうヒップホップ系のライブのノリ方を教えてくれていたようで、ファレル・ウィリアムスという人間がいかに凄いかということが分かりました。ただのアンセム製造機ではないだな、と。
3位 Vampire Weekend
最終日、グリーンステージのトリを飾ったのがこのVampire Weekendでした。
大好きなグループで、いつかライブを見たい!と思っていたのですがまさかフジの舞台で見れるとは思いませんでした。
最初から代表曲「Diane Young」を演奏し、会場のボルテージはいきなり最高潮!最初はドセンターに陣取った僕でしたが、気が付けば流されてやや右側に(↑の写真でだいたい分かるかもしれませんが……('_'))
終始観客のノリは冷めず、中盤のStep~Unbelievers~Cousins~A-Punkの流れはやばかったです。もう休めないですもん。人の波に揉まれまくりでしたもん。
終盤にはHAIMのダニエル・ハイムも登場。そのままツインボーカルでThin Lizzyの「The Boys Are Back in Town」を演奏。カバーバージョンを音源で出してほしい!と思うくらい歌声がマッチしていました。
ボーカルのエズラが「約束するよ!新曲を出したらまた日本に戻ってくる!」と言っていたので信じて次の単独公演を待ちます。今回フジで観れなかった方も、是非!
2位 MGMT
今年リリースされた新譜が絶賛され、多くの人から来日を望まれていたであろうMGMTが二日目、RED MAQUEEに登場です。
ステージ割りが発表されてから、「なんでMGMTがRED MAQUEEなの?」「もうちょいデカいとこでも良かったでしょ!」「人口密度ヤバいことになりそう」と危惧されていたMGMTでしたが、案の定RED MAQUEEはもう人、人、人。
Kidsという曲が大好きで、中学生の時に飽きるほど(飽きなかったんですが)聴いていたんですが、やはり生Kidsはやばかったです。あれを聴けたこと、あの空間に居れたことが一生の財産になりそうです。
ほとんどファーストと新譜からの選曲でしたが、「Flash Delirium」をやってくれたのが嬉しかったですね。欲を言えば「Introspection」とか、「Indie Rokkers」とかも聴きたかったですが…。
演出も曲とマッチしていて、光の使い方もそうですが「Electric Feel」では背景に波形を映したり、「She Works Out Too Much」ではボーカルのアンドリューがエアロバイクに乗ってペダルをこぎながら歌う等、所々で遊び心が見えたのが面白かったです。やることがオサレ!
ライブは定刻通り21時で終了したのですが、オーディエンスからの熱いアンコールに答え、一旦舞台裏に下がったMGMTがまた出てきて「Hand It Over」を演奏。
僕のフジロックの一番のお目当てのグループは、期待値を軽々超え、多幸感をたくさんのお客さんに与えて去っていきました。(タンドクマッテルヨ!)
1位 サカナクション
いやケンドリックラマーじゃないんかい!と思う方もいるかもしれませんが、僕の中でのベストアクトはサカナクションでした。初日、N*E*R*Dの前アクトでしたが、あの場にいた人なら分かるはず、盛り上がりが尋常じゃありませんでした。
僕が一番邦楽アーティストで好きなのがサカクションであるということを差し引いても、あのライブは凄かった。もともとサカナクションはライブに定評があるということを聞いていましたが、あそこまでとは思いませんでした。
学生の頃初めて音楽を聴くようになった時、サカナクションばかり聴いていました。その頃の記憶が、一曲一曲演奏される度に蘇ってくるのです。「mellow」とか、高校入りたての頃クラスに馴染めず、友達が全然いなかった時に夜寝るときに聴いていたので、さすがにウルッときました。ってこれもう完全に個人的な視点ですね……。
まぁとにかく、観客の一体感や凝った演出、草刈さんのベースとかもう全部が凄くて。地味に嬉しかったのが近くにいた外国のお客さんもノリノリだったことです。心の中でこれが日本のアーティストだぞ!日本すごいだろ!なんて気持ちになりました。
2016年のサマソニではRadioheadの前、今回のフジロックではN*E*R*Dの前を演奏し、僕が初めて出会ったころと比べると、とても大きなバンドへと成長しました。
これからも成長を続けてくれるバンドだと思います。
また今度、会いに行きたいです。
初めて行って気づいた良かったこと・悪かったこと
箇条書きになりますが、
良かったこと
・思った以上に大自然で音楽が楽しめる
・あまり知らないバンドでも飲み物や食べ物を片手にのんびり見るだけで凄く良い
・山奥なので、日常からの乖離が凄い
・ステージが多いが、全部苗場スキー場として完結しているのでマップや誘導看板に従えば意外と迷わない(サマソニと比べると)
・折り畳みイスは神
・モバイルバッテリーを無料で貸し出している
・出店全てが電子決済に対応していた(僕はすべてAppl Payで済ませることができ非常にスムーズだった)
悪かったこと
・気候が不安定だから急に雨に降られる、かと思いきや強い日光に照らされる、かと思いきやまた土砂降り……という感じで非常に体力を消耗する
・普通に晴れている時は普通に軽めのランニングシューズで行動したほうがよい
(僕はずっとトレッキングシューズで行動していましたが、結構足は疲れました)
・日焼け止めを塗っても急な雨で流される
・折り畳みイスとか雨具とかが必須な都合上、リュックを背負うことになるがライブのとき結構前のほうに陣取ると凄い邪魔(邪魔だよオーラもちょっと感じる)
・ライブ中の盗み・紛失被害は結構あるように感じた(貴重品は持ち歩かない、小銭入れのみ持ち歩く、ポッケには物を入れない等対策が必要)
・喫煙禁止、イスやシートの使用禁止エリアでも普通に吸ってる人使っている人が結構いる
・注目アクト終了後のトイレはかなりの列なので、感じたときにこまめにトイレは言ったほうが良い
くらいでしょうか。色々書きましたが、個人的に一番失敗だったのは3日間全部トレッキングシューズで行動したことでした。トレッキングシューズなら晴れてても雨降っても両方いけるじゃん!と思っていましたが、ずっと履いて行動しているとちょっとキツかったです。次回からは軽めのランニングシューズと、トレッキングシューズ(長靴)を持っていこうと思います。
あとイス使用禁止とか喫煙禁止エリアで普通に使ってる人は音楽の知識つける前に常識をつけた方が良いのでは?と思いました。他にもやってる人いるし……、とか考える人、結構あなたたち目立ってますよ。浮いてますよ。
なんか最後文句を垂れてしまいましたが、本当に素晴らしいひとときでした。3週間もしないうちにサマソニもやってきますので、しばらく僕の夏は続きそうです。
最後に、期間中シャトルバスの運行に携わった方々、運転手の方々、本当にお世話になりました。あなた方のおかげで、初めてでもスムーズに会場と宿を行き来することができました。朝から晩までお勤めご苦労様でした。感謝感謝です。
Phoenix JapanTour
あぁ~、Phoenixロスが凄い…………………Phoenix…………
はい、Phoenixのライブに行って来ました。
ライブは3公演で、4月23日・24日に東京(豊洲PIT)、26日に大阪(Zepp Osaka Bayside)にて行われ、3公演とも参加して来ました。
その感想(レポ?)を書こうと思ったのですが、3公演とも書いたら量も凄いしなんかまとまりがなくなるかなと思ったので、
個人的に一番印象に残った
初日4月23日の東京公演について書こうと思います。
場所の豊洲PITですが、行くのは初めてでした(というか東京のライブ会場行くの初めてでした💦)。
外は若干寒かったですが、物販の先行販売が行われるという情報を掴み、ライブは19時からでしたが16時40分くらいにもう会場へ到着しました。
買いものを終え、とりあえず会場が開くまで外で待つことに。PhoenixのTシャツの上からPhoenixのサテンジャケットを一枚羽織っただけだったため、ちょっと寒かったですが、これから始まるライブに対するドキドキで気になりませんでした。(・∀・)
18時頃、いよいよ開場し、左前から4列目くらいに陣取り、ライブが始まるのを待つ………。待つ…………。
そしていよいよ19時、ライブスタート!!この日はフレデリックという日本のバンドが前座を務めました。
会場に漂う
「これからPhoniexが始まる!!\(^o^)/」っていうドキドキ感を途切れさせることなく、ほんのり高揚感を高める感じの演奏・MCで凄く良かったです。僕は彼らの曲はオドループしか聴いたことがなかったんですが、そのオドループの時はお客さんもかなりノッてましたね~。
決して他意はないですが、繋ぎの役目としてはかーーなり良かったと思います。本当好きになりました。
フレデリックが終わり、セッティング等を挟み……そして……20時頃……いよいよ!
Phoniex登場!!!!!
暗転し、メンバーが現れ1曲目のJ-Boyがスタート。Phoniexのライブの始まりを告げるイントロが流れ、一気に会場のボルテージが上がりました。
「トーマス!!トーマス!!キャァーーー!!」
「フゥー!!ヤバーーイ!!フゥー!!」
……あ、僕も似たようなこと言ってました。
このイントロが本当に良くて、すごいキラキラしてて、今でもJ-Boyのイントロを聞くたびにこのライブを思い出して、切なくなって、
「ああぁぁぁあぁぁぁ~~~~~………フェニックスゥゥ……ああ……(:_;)」ってなってしまいます。
最高のスタートダッシュ(っていうかこの時点でもう満足感と多幸感がやばかったですが)を決め、流れるように2曲目のLassoへ。
これもまぁ凄くてですね、盛り上がるなっていうほうが無理がある曲でですね。
サビの部分とか、僕の周りは勿論、多分会場全体で合唱してましたね。
「Where would you go Where would you go(ウェーウヂュゴー!ウェーウヂュゴー!)」って。一体感やばかったです。
3曲目はこれまた名曲中の名曲中の名曲、Entertainment。
この曲は僕が思うにPhoniexの中で一番キラキラしてる曲で、なんかもう頭の中でずっとレーザー光線とか、万華鏡がぐるぐる回ってるんですね。(?)
そんな曲でノれないわけがなく…、このあたりで段々人の波に揉まれて、あ~れ~って感じで流されていきました。
この曲の後半部分で、アーアーー、アアアアアーアーアアアアアーーーアアアーアアアー……ていう感じのとこがあるんですが、周りの人が結構歌っていたので、僕も叫ばせていただきました。(/・ω・)/アーアーー、アアアアアー
この時点で僕はだいぶ満身創痍でした。…………が。
続く4曲目はLisztomania。一番の神曲(個人的な意見です)入りました。
ていうかね、J-Boy→Lasso→Entertainment→Lisztomaniaってね。やばすぎませんか?僕のCPU(脳みそ)ではこの流れを処理できません!!ずっと興奮しっぱなしで冷静に聴けません!!
休む間も与えないこのセットリストに、もちろん会場のボルテージは最高潮に。そして観客に揉まれ続けていた僕は、気づいたらトーマスの前方4列目くらいに笑。(最初は左に陣取った)
Lisztomaniaは歌詞見ずに歌えるくらい大好きな曲で、僕のApple Musicの再生数ナンバー1です。
会場の全員がリストメィニアー!!と合唱していました。間違いなくあの時、僕はこの世で一番幸せな場所にいたと思います。
ずっと興奮しっぱなしの観客の耳に聞こえてくるイントロ。
そう、5曲目はTrying To Be Cool。
続けざまにキラーチューンをぶち込んでくるPhoniexサイドさん。観客のテンションは上がりっぱなしです。
この曲の後半部分、ライブでは同じアルバムのDrakkar Noirという曲に繋がります。その演出が。とにかく素晴らしい!!かっこいい!!キラキラ!!
気になる方はYoutube等で調べてみてください。
しかもこの曲、照明の演出もとにかくカラフルで。Phoniexのライブで一番幻想的なシーンでした。
続く6曲目はRole Model。これもイントロが凄く良いんです……。
あのパーーーン!っていうとこで、ハッ!( ゚Д゚)と我に返ります
前半部分で落ち着く系のミュージックかな?と思わせつつ、サビでドーンと盛り上げて、最後にゆーっくり幻想的に引いていきます。
メリハリがすごくあって、かつずっとキラキラしてる曲です。
ここまではある程度最近のセトリ通り。次はLovelifeかな?なんて思いながら続く曲を待っていました。が
予想に反して、次の、7曲目は……………
Everything is Everything!!!!!
何でもこの曲をライブで演奏したのは約8年ぶりだそうです。
この曲は2ndアルバムの「Alphabetical」というアルバムの曲なのですが、このアルバムは総じてあまりライブで演奏しなかったんですよね。
でも多分このアルバム好き!っていうファンは多いんじゃないかなと思います。
僕もこのアルバム大好きで、家とかでゆっくりしたいとき、夕方や夜に外歩くときに雰囲気がいい感じにマッチするのでよく聴いてます(特に下記2曲)。
無理と分かってるけど、4月の公演でAlphabeticalからもやって欲しいな。
— 末素 (@Matsumoto_DLBIA) 2018年1月18日
Holdin' On TogetherとEverything Is Everythingとか、ライブで聴いて見たい pic.twitter.com/fuTSojsNZ5
まさかこの曲をライブで聞けるとは思っていなかったこと、この曲をライブで演奏してくれることの演出、その場に今自分が立っている事実、色々な感情がこみ上げてきて、ライブ終わってからもこの瞬間のことが夢みたいで、何回もセトリとビデオを見直してました笑
はぁ………Phoniex最高………と余韻に浸っている間もなく投下された
8曲目はRally。
この曲は3rdアルバム「It's Never Been Like That」からの曲で、これまた隠れた名曲で聴きたかった!という人も多かったのではないでしょうか。
最近の他公演のセトリで組み込まれていたので、聴けるだろうなと思っていたのですが、実際に聴いてみると本当に格好良かったです。
基本的には明るくてノれる曲だと思うのですが、所々で切なくさせてくれる曲で、僕はよく学生の頃バイトから夜帰ってくる時に聴いていました。
ちなみにこの曲のPVがYoutubeに上がっているのですが、10年前?くらいに来日したPhoniexのメンバーの様子が撮影されています。気になった方は見てみてください!('_')
続く9曲目はToo Young。
これまた古い曲で、ファンの人気も根強い曲だと思います。トーマスの奥さんの映画「Lost In Translation」の挿入歌として使われたことで有名です。
この曲は昨年のサマソニでは聴くことが出来なかったので、個人的に絶対聴きたい!と思っていたので演奏してくれてとてもうれしかったです。
Trying To Be Coolと同様、この曲も後半部分で別の曲に繋がります。この曲は
Girlfriendという曲に繋がりますね。
この繋ぎがまた本当によくて……、キラキラというよりただただ格好良い。サビの部分で「Farewell,well,well,well,well,well,well 'til you know me well」というフレーズがあるのですが、もう周りのみんなでウェ・ウェ・ウェル!!って感じで叫んでましたね~。(僕もです(・∀・))
(ただまぁ個人的にはもうちょっとToo Youngも聴きたかったかな~と。本当に良い曲なので、全然1曲としてフルで演奏しても満足すると思うんだけどな~。)
お次10曲目はSunskrupt!という曲で、これはLove Like Sunsetという曲とBankrupt!という曲のミックスです。
前半部分はインストで、後半で一気に雰囲気が変わってトーマスのヴォーカルが少し入ってきます。
最後はギターのクリスのソロで終わる感じなのですが、クリスが若干客を煽るような、焦らしながらゆ~っくり、とても心地よいギターの音を奏でてくれて、会場が一気に和やかな雰囲気になりました笑(何人かの笑い声等も聞こえていました)。
続いて11曲目はTi Amo。去年リリースし、今ツアーの題名にもなっている新アルバム「Ti Amo」のタイトルチューンです。
これは完全にノリノリな曲で、前曲で落ち着いた会場の雰囲気を一気にテンションMAXに引き戻しました。
個人的にはこの曲は天気の良い青空の下で聴くのが最高!!って感じでいつも聴いていたのですが、ライブ会場で聴くのも最高でしたね~(^^。
次、12曲目はArmistice。特徴的なイントロが流れ、またまた会場のボルテージはMAXに。まぁ途中からもうみんな限界突破したような感じではありましたが笑
この曲はサビ部分もめちゃめちゃ格好良いのですが、何といっても最後の部分の追い上げがもーーーうやばいんですわ。
そしてこの曲の終り際、トーマスが観客のところに降りてくるんです。一応流れとしては定番のモノなのですが、それでもやっぱ目の前に来るとね!テンション上がりますよね!
っていかもう本当夢見てるみたいでしたね。目の前にいつも聴いてる曲を歌ってる人物がいるっていうのが。
僕は男なので黄色い声援は送れなかったですが、もうずっと興奮しっぱなしでした。メチャクチャ格好良くて。ほんっとにイケメンで。
そんなこんなで、喜びの悲鳴が飛び交う中、皆そわそわしています。そりゃ勿論。この次にやる曲は決まってます。そう続く13曲目は……………。
If I Ever Feel Better
はい、恐らく多くのPhoniexファンの一番好きな曲です。Lisztomaniaと双壁を成す超神曲。(個人的な意見です('_'))
曲自体の雰囲気はちょっとシリアスな感じで感傷的になれる曲なのですが、
やはり超人気曲ということもあり周りの観客は大合唱!!
サビの部分はマイクを観客に向けて、観客のボルテージをさらに加速させるトーマス。
ただ一言。最高。
あの場にいれて本当に良かった、と。そう思わせてくれる曲と雰囲気でした。
この曲もライブでは最後の部分で、同アルバムのFunky Squaredanceという曲に繋がります。格好良いんで、これもまた是非興味を持たれた方は調べてみてください!笑
ていうかPhoniexのライブアレンジは、全部最高(*´▽`*)。
極上の余韻が残る中、続く14曲目はRome。
普通に聴いてもかなり良い曲なのですが、これは間違いなくライブで聴くべき曲です。
音源とライブでは演奏の感じが結構違うし、とにかく演奏が凄く良い!
サビでRome、Rome、Romeと繰り返す部分があるのですが、そこの一体感もすごく良くて、とにかくこれはライブ映えする曲だなー、と思いました。
Rome終了後、一旦演奏は終了。ずーーっと興奮しっぱなしで何も考えられなくなっていた状態だったので、少しの間休憩です。
続くアンコールに備えます(´▽`*)。
………………( ✌︎'ω')✌︎まだかな
………………✌︎('ω'✌︎ )まだかな
なんてしていると、
トーマスとクリス登場!!
セトリには載っていないですが、アンコールまでの繋ぎで
2人のアコースティック版、「Countdwon」と「Goodbye Soleil」を演奏してくれました。
Countdwonなんて、2つ前のアルバムのだいぶマイナーな方だなと思うのですが、それをアコースティックで聴けるとは思いもしませんでした。ここで涙腺が緩んだ人も多かったかもしれません。
探せばあるかもしれませんが、このバージョンはかなり良いので、是非動画で見て頂きたいです。
Goodbye Soleilは新アルバムからの曲で、確か先行リリースの3曲目だったかなと思います。
これもアコースティック版で聴くとかなり違った曲に聴こえて、油断してると涙腺持ってかれます。
ちなみにこの2曲、トーマスは最前列のあたりの観客のところで支えられながら歌っていました。そら好きなバンドのボーカルが、目と鼻の先でアコステで歌ってたら泣くよ。。。。(;_;)
そんなこんなで演奏終了後、残りのメンバーも登場。アンコール部の
開幕です。
しかし、楽器の音より先に、会場に響く黒電話のコール音。
あまりにも突然だったしイントロも何もなかったので、
誰かが通知音Maxにでもしてるのかな?にしては大きい音だな……なんて思っていました笑
しかし会場の歓声と、よくよく見たらドラムセットのところに黒電話が置かれていたことに気づき、あっ………まさか!と、一気に胸が熱くなりました。
そう、15曲目はTelefono。
この曲は曲の冒頭や中間部分等で、トーマスが電話を使って何か話す場面があります(僕は英語もフランス語もさっぱりなので分かりませんが(^_^;))。
いつだったかYouTubeでその部分を実際に電話機を使って再現する演出をやっているのを見たことがあったんですが、
まさか生で見れるとは!!!
曲自体も大人しめのキラキラ曲といった感じで、とても聴きやすくて、いかにもフレンチポップらしい曲です。Phoniex知らないなーという人にも、勧めやすい曲だと思います。
続く16曲目は、Fior Di Latte 。
様々な意見があると思いますが、僕はこのアルバム(Ti Amo)の中で一番好きです。
当初こそ先行リリースのJ-Boyばかり聴いていたのですが、Youtubeに上がっていたKCRWのビデオを見てからかなり好きになりました。
この曲、サビ部分で観客全員が腕を挙げ、左右に振る演出があるのですが、そこの一体感たるや!!感動たるや!!
もともと海外でのライブ動画等で、へ~こういうことやるんだと知ってはいたのですが、その場に実際にいるとね……本当にもう。。
僕はあまりライブや劇等で泣かない方なのですが、ここでは泣きました。それくらいやばかったです。
観客と演者の一体感、曲の雰囲気、等様々な要因が重なりあって。僕はこのあたりで、
「……………ん。あれっ!?もう少しで終わる!?てかあと1曲?2曲?
ああああああ(´Д`)(´゚д゚`)\(゜ロ\)(/ロ゜)/」
って感じでもう少しでこの素晴らしい時間が終わってしまうことに気づいたと思います。やべやべ終わりたくない、帰りたくないという心境で、投下された
最後の、17曲目、1901。
これまた超超超名曲ですよ!これ最後に持ってくる!最高だよ!うわあああああ!
っていう感じでね、もう観客のテンションは最高潮。
この曲本来はノリノリな感じな曲で、イメージ的には序盤に歌ってボルテージを上げるもんかと思うんですけど、不思議ですね。
最後の曲として歌うと、曲の雰囲気はぜんっぜん悲しげじゃないのに、なぜか凄く切なってしまいました。
サビ部分の「Hey!」と「Fold it!」は大声で叫びました。
この場から帰りたくない、この瞬間を忘れたくない、Phonixが大好きだ。
湧き上がってくる感情がすごく心地よくて、勿論叫んでいる自分が浮いてる気は全くしなくて。周りの人みんな叫んでいました。
演奏が終わったとき、始まる前の名残惜しさはどこかへ行って、あふれ出るほどの多幸感に変わっていました。
最後はTi Amoがかかりながら、トーマスが恒例のクラウドサーフ。
足だけ触れて、あわわわってなりました。
そんなこんなで初日、東京公演は終了しました。たくさんの感動と幸せを会場に残して、彼らは去りました。
今回、3公演とも参加しましたが、3公演ともセトリに特徴があり、全然退屈しませんでした。
まぁ同じだとしても退屈するはずはないのですが!
とにかくですね、”幸せ” この一言に尽きます。
改めてPhoniexというバンド、人間の魅力を知ることが出来ました。これで1年は何があってもやっていけそうです。ありがとうPhoniex。ありがとう会社(有給とらせてくれて)。
このライブレポ以外でも、Phoniexについて語りたいことがあればまた記事を書こうと思います。凄い稚拙な文章・表現の上、長文になってしまいました。
最後まで見てくれた方、ありがとうございました。
最後に3公演のセトリだけ貼っておきます(撮影を許可して頂いた観客の方々、ありがとうございました)。
2018/4/23 Tokyo(豊洲Pit)
2018/4/24 Tokyo(豊洲Pit)
2018/4/26 Osaka(Zepp Osaka Bayside)